東京都日野市にある高幡不動尊の菊まつりについてまとめてみました。
四季折々の花を楽しませてくれる高幡不動尊。
日野市の市花である「菊」を取り上げた菊まつりですが、2024年の開催期間や見どころをリサーチしました。
日野市をはじめとした多摩地域最大の菊まつりは境内を華やかに彩ります。
また、菊まつり以外にも行われる秋のイベントについても調べてみましたので参考にしてみてくださいね。
秋のお散歩がてらに高幡不動尊に足を運んでみませんか。
高幡不動尊の菊まつり|2024年はいつ?開催期間は?
多摩地域最大の菊祭りといわれる「高幡不動尊の菊まつり」ですが、2024年はいつ開催されるのでしょうか。
高幡不動尊の菊まつりは2024年10月26日(土)~11月17日(日)に開催されます。
ただ、2024年は菊の開花が遅れているとのことで、花が出揃うのは11月1日以降になるとのことです。
例年、境内には丹精込めて育てられた菊がたくさん展示してあり、見ごたえ十分なんですよ!
その数は1200鉢ともいわれており、普段目にする菊から珍しい形の菊まで様々な菊を楽しむことが出来ます。
菊まつりはどんな事が行われているのでしょうか?
- 菊の展示
- 競技花の展示
- 菊の育て方講習会
- 菊の販売
11月というと、ちょうど七五三の参拝期間ということで、多くの親子連れが参拝に来ていますよ。
正装した可愛いお子さんたちを見ながら、見事な菊を見ることができ、なんだか気分がとっても和みました♪
高幡不動尊の菊まつり|菊の種類は?
こちらでは高幡不動尊の菊まつりの花の種類をご紹介します。
- 厚物
- 福助
- 管物(くだもの)
- だるま
- 江戸菊
- 盆栽
一つずつご紹介していきます。
厚物
花弁がうろこ状に綺麗に重なり合って咲いている菊です。
花が大きくて立派ですよね。
福助
頭でっかちの様子が福助人形と似ていることから、”福助”と名がついたそうです。
5号鉢に植付け、丈を40㎝以下に栽培させる仕立て方です。
大菊の種類ですが、背丈の低い福助はコンパクトでありながら豪華ですよね。
管物(くだもの)
花弁のすべてがチューブ状になっており、先の方は小さくてかたい玉巻き状となっています。
このチューブの太さによってさらに分類されています。
高幡不動尊には間管(あいくだ)と細管(ほそくだ)が展示されていました。
細管は花弁の太さが1~2㎜という細さだとか!
菊とは思えない繊細な感じが素敵です。
だるま
7号鉢に植付け、60㎝以下の3本仕立ての菊です。
3本仕立ての菊も実に見事です。
江戸菊
中輪の菊で、平に咲いた後に花弁がねじれたり、折れ曲がったりしている菊です。
盆栽
小菊を盆栽作りにしたものです。
大輪の菊が多い中、可憐な小菊も素敵です。
競技花
高幡不動尊の菊まつりでは”競技花”と呼ばれる出展された菊の完成度を競うことも行われています。
内閣総理大臣賞をはじめ、審査委員長賞やその他特別賞がありましたよ。
2023年の審査委員長賞
その他の特別賞の菊たち
どの菊も立派で堂々としていますよね。
高幡不動尊の菊まつり|2024年の秋のイベントをご紹介
高幡不動尊では例年、秋のイベントが目白押しなんです。
2024年の詳細をまとめてみました。
- 菊まつり…2024年10月26日(土)~11月17日(日)
- 五重塔ブルーライトアップ…2024年11月9日(土)~16日(土)
- もみじまつり…2024年11月18日(月)~11月30日(土)
- たかはたもみじ灯路…2024年11月22日(金)・23日(土・祝)
2024年の菊まつり以外のイベントはこちらです。
五重塔ブルーライトアップ
高幡不動尊では毎年、日野市医師会協賛の元、「世界糖尿病デー(11月14日)」にちなんで、糖尿病のシンボルカラーであるブルーで、五重塔をライトアップしています。
いつもの五重塔とは異なり、ブルーに照らされた五重塔を眺めながら糖尿病について少しでも考えられたらいいですね。
もみじまつり
菊まつりが終わるとすぐにもみじまつりがはじまります。
境内には300本以上のもみじの木があるそうで、紅く染まったもみじはまさに圧巻!
五重塔とのコラボも見逃せません。
たかはたもみじ灯路
4年ぶりの開催となるたかはたもみじ灯路。
高幡不動尊への参道を中心に、2500個の灯篭が地上に設置されます。
優しい灯りに包まれた夜をぜひお楽しみください。
たかはたもみじ灯路
- 開催日:2024年11月22日(金)・23日(土・祝)
- 点灯時間:17:00~20:00
当日は灯篭の販売やお茶会なども催される予定です。
また、おもてなし屋台として参道コインパーキングにて東北復興支援の販売などがありますよ。
お出かけの際は暖かい服装でお出かけくださいね。
高幡不動尊の菊まつり|高幡不動尊の見どころは?
こちらでは高幡不動尊の見どころについてご紹介します。
高幡不動尊とは?
- 山号:高幡山
- 院号:明王院
- 宗派:真言宗智山派
- 本尊:大日如来
- 創建:平安時代初期といわれている
- ご利益:厄除け・交通安全祈願・商売繁盛・家内安全など
- 関東三大不動の一つ
- 新選組・土方歳三の菩提寺
- 約20000点の貴重な文化財・寺宝を所蔵
境内の一部をご紹介します。
大日堂
高幡山の総本堂である大日堂。
江戸時代に一度火事で焼失しましたが、昭和57年に5年かけて改修されました。
有名な「鳴り龍」の天井があったり、土方歳三の位牌が納められています。
大日堂鳴り龍
- 拝観時間:9:00~16:00
- 休館日:月曜日
- 拝観料:200円
五重塔
平安初期の様式を模した塔で、塔高39.8m・総高45m。
朱色が青空に映えてとても立派な五重塔でした。
にこにこ地蔵
なんだかほっこりするお地蔵さんを発見しました。
土方歳三像
江戸幕末に活躍した新選組の副長である土方歳三は日野市の出身であり、金剛寺が菩提寺となっております。
弁天池の手前にあります。
弁天堂
福徳弁財天が祀られており、正月の日野七福神巡りの一つです。
御朱印
御朱印は奥殿を過ぎて右側にある納経所でいただけます。
高幡不動尊へのアクセス方法や駐車場
高幡不動尊
所在地:東京都日野市高幡733
電車でのアクセス
京王線・多摩都市モノレール「高幡不動」駅より徒歩3~5分
車でのアクセス
中央道「国立府中」ICより約10分
高幡不動駅を出て右側に「高幡不動尊参道」がありますので、わかりやすいと思います。
京王線の高幡不動駅からは歩いて3分くらいで到着しますよ。
駐車場
交通安全祈願殿の前が駐車場になっています。
- 所在地:東京都日野市高幡699
- 収容台数:100台
菊まつり期間中は七五三参りと重なり、土日祝日は駐車場が混雑していますので、駅周辺の有料駐車場をいくつかご紹介します。
高幡SC公共駐車場
- 所在地:東京都日野市高幡116
- 収容台数:197台
- 営業時間:24時間
- 料金:9:00~23:00 200円/30分 23:00~翌8:00 100円/60分
- 最大料金:入庫日24:00まで1500円
- 高幡不動尊まで徒歩5分
タイムズ高幡不動
- 所在地:東京都日野市高幡589
- 収容台数:40台
- 営業時間:24時間
- 料金:0:00~24:00 200円/30分
- 最大料金:駐車後24時間500円
- 高幡不動尊まで徒歩3分
コムパーク高幡不動第4
- 所在地:東京都日野市高幡706-2
- 収容台数:12台
- 営業時間:24時間
- 料金:100円/60分
- 最大料金:600円
- 高幡不動尊まで徒歩2分
高幡不動尊の菊まつり|2024年のまとめ
高幡不動尊の菊まつりについてまとめてみました。
高幡不動尊の菊まつり2024
- 開催期間:2024年10月26日(土)~11月17日(日)
- 花の種類:福助・厚物・管物・だるま・江戸菊・盆栽・競技花など1200鉢
- 菊の販売や育て方講習会などあり
境内には白・黄色・ピンクなどの華麗で大輪の菊から、可愛らしい小菊など1200鉢もの菊が展示されています。
菊まつり期間がちょうど七五三参りと重なり、より一層華やかな雰囲気を味わうことができます。
駅からのアクセスも良く、立派な五重塔も見応えたっぷりですよ。
日本の秋を感じに高幡不動尊へお出かけしてみませんか。
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