千葉県南房総市千倉町にある高家神社(たかべじんじゃ)のライトアップについて、実際に行ってみた情報を元にまとめてみました。
高家神社は日本で唯一の料理の祖神を祀る神社として名を馳せています。
高家神社では12月中旬頃から3月まで竹灯籠でライトアップを開催。
こちらのイベントは「竹あかり」といわれ、地元中学生の作品も含む竹灯籠で夜の高家神社を幻想的に包み込みます。
そこで「竹あかり」の開催期間や、高家神社の見どころについてリサーチしてみましたので、お出かけの参考になれば幸いです。
高家神社ライトアップ「竹あかり」
- 開催期間:2022年12月10日(土)~2023年3月31日(金)
- 点灯時間:16:30~21:30
- 問合せ先:千倉地域づくり協議会「きずな」
2023年の「竹あかり」はパワーアップ!
というのも、2023年は鳥居までも竹灯籠で灯し、ライトアップが豪華になっているんです!
昼間に見る厳かな神社とは異なり、幻想的な雰囲気がたっぷり!
見頃の梅もライトアップされていましたよ。
私が行った日は平日の夜だったせいか、他に2組くらいしか見に来ている方はいませんでした。
境内はさほど広くはありませんが、竹に包まれた優しい灯りが心地よいですよ。
ちなみに高家神社では夏には風鈴と共にライトアップが行われるそうです。
夏の夜のライトアップは冬とは異なった感じでしょうね。
高家神社の梅の開花状況
高家神社では境内に約50本もの梅が咲いています。
紅梅はまだ早い感じがしましたよ。
2月の下旬頃に毎年「梅見会」も行われています。
白梅と共に椿もチラリ。
ピンク色の可愛い梅もありました。
数が多いわけではありませんが、神社の春風を感じるにはぴったりの本数ではないでしょうか。
日本で唯一!「料理の祖神」を祀る神社
高家神社は日本で唯一の料理の祖神を祀る南房総市の神社です。
料理関係者や醬油醸造業者などから信仰を集めており、境内にある絵馬も多くの料理人が書いたと思われるものが飾ってありました。
そして駐車場から神社に向かう際に、”彼氏のココロをつかむなら、まず胃袋をつかもう”といった面白い?可愛らしい看板もありましたよ。
なんだか妙に納得♪
若い女性にも人気の理由がわかりますね。
高家神社
- 主祭神:磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
天照大神・稲荷大神を併せ祀る
- 例祭日:
5月17日(春季例祭・庖丁式奉納)
10月17日(秋季例祭・庖丁式奉納 旧神嘗祭)
11月23日(新穀感謝祭・庖丁式奉納 旧新嘗祭)
毎月17日(月次祭・庖丁供養祭)
茅葺屋根の拝殿は凛として佇んでいます。
日本最古の歴史書である「日本書紀」にも記載があるほどの由緒ある神社です。
御朱印はこちら
平日の午前中に行きましたが、さほど混雑はありませんでした。
「全国唯一」とか「料理祖神」と書かれてあり、特別感が増しますよね。
高家神社の包丁式
庖丁式は今から1100年ほど前、平安時代初期から宮中行事の一つとして執り行われていました。
料理好きであった第58代光孝天皇のころから始まったとされており、自ら庖丁を握り庖丁式を取り入れたと言われています。
現在でも烏帽子・直垂をまとい、右手には庖丁を、左手にはまな箸を用いて、食材に一切触れることなく調理します。
日本料理の伝統を伝える厳かな儀式であり、黒鮑やいなだなど地元の魚を見事にさばく姿は圧巻です。
高家神社へのアクセス方法
高家神社
所在地:千葉県南房総市千倉町南朝夷164
電車でのアクセス
JR内房線「千倉」駅より約2km
- 徒歩…約25分
- バス…安房白浜行き「高家神社入口」下車5分
路線バスの本数はとても少なく、歩道は狭くなっていますのでご注意ください。
車でのアクセス
- 館山道「冨浦」ICより約16km、25分
- 駐車場:約10台
高家神社ライトアップのまとめ
千葉県南房総市千倉町の高家神社のライトアップについてまとめました。
高家神社のライトアップ「竹あかり」2023
- 開催期間:2022年12月10日(土)~3月31日(金)
- 開催時間:16:30~21:30
- アクセス方法:JR内房線「千倉」駅が最寄り駅だが、夜はバスの運行なし、マイカーがおすすめ
- 高家神社は日本で唯一の料理の祖神を祀る神社
- 2023年は鳥居も竹灯籠で照らされている
私が実際に見に行った日は平日だったため、日中も夜のライトアップも混雑はありませんでした。
神社は大混雑するような大きな神社ではありませんが、茅葺屋根の立派な拝殿があり、特に2~3月頃は梅の花も見頃時期となり、南房総に行ったらぜひ参拝してほしい神社です。
お参りしたら料理が上手になるかも?!
夜になると竹灯籠の温かい灯りが神社をライトアップし、昼間とは違った雰囲気も楽しめます。
多くの方に見ていただきたい高家神社の「竹あかり」でした。