東京の格式ある神社を5つめぐる「東京五社めぐり」についてまとめてみました。
せっかく東京にお出かけしたのだから、”代表的な神社を回りたい”という方は必見です。
五社も回るとなると一日では回れないのか、どんなルートで回るのが効率的なのか…気になりますよね。
そこで、今回実際に私が回った東京五社めぐりについてご紹介したいと思いますので、ぜひお出かけの参考にしていただければと思います。
記事のPOINT
- 東京五社めぐりは一日で回れるのか?
- 東京五社めぐりについて
- 各神社の紹介
東京五社めぐり|1日で回ることはできる?
都内観光の一つとして、東京五社めぐりがあります。
一度は巡ってみたいと思っていても、果たして1日で回れるのか、気になりますよね!
東京五社めぐりは1日で回ることができます!
実は先日五社めぐりをしてきましたので、実際に歩いてみた情報をお届けしたいと思います。
(私は諸事情が発生し、2日間で回りましたが1日で可能と思われます)
ただし、敷地内にある資料館などに立ち寄った場合は難しいですが、参拝して御朱印を拝受する分には1日で回ることができますよ。
私が回った順番はこちら
東京大神宮⇒靖国神社⇒日枝神社⇒明治神宮⇒大國魂神社の順です!
大國魂神社のみ少し離れていますが、残りの四社は比較的近い場所に位置しています。
それでは詳しくご紹介していきましょう。
東京五社めぐりとは?
せっかくの東京見物。
寺院めぐりをしたい方も多いと思いますが、都内には約2800ほど寺院があります。
その中でここは抑えておきたい!というのが、東京五社めぐりです。
東京都の格式の高い神社5選であり、都内の代表的な神社を回りたい方にはぜひおすすめです。
東京五社はこちら
- 東京大神宮
- 靖国神社
- 日枝神社
- 明治神宮
- 大國魂神社
神社をお参りすると清々しい気持ちになり、”やはりパワースポットである”と実感しますよ。
東京五社めぐり|実際に行ってみた!おすすめルートと御朱印
2023年12月に私が行ったルートをご紹介します。(9時に東京駅をスタート♪)
①東京大神宮⇒②靖国神社⇒③日枝神社⇒④明治神宮⇒⑤大國魂神社
①東京大神宮
最初に訪れたのは東京大神宮。
私は東京駅からスタートしましたので、歩いてすぐの「大手町」駅から東西線で「飯田橋」駅に向かいました。
最寄りの飯田橋駅から徒歩4分くらいで到着。
境内は決して広いわけではありませんが、縁結びの神様とあって若い女性が多いように感じました。
伊勢神宮の遥拝殿として1880年に創建され、「東京のお伊勢さま」と呼ばれ親しまれています。
日本で最初の神前結婚式を行った神社としても有名で、縁結びはもちろんのこと良縁を願う方も多く参拝しているそうです。
東京大神宮
- 主祭神:天照皇大神・豊受大神
- 社格:別表神社
- 創建:1880年(明治13年)
- ご利益:恋愛成就・良縁祈願・家内安全・心願成就など
- 所在地:東京都千代田区富士見2-4-1
- 地図
- アクセス方法:JR線・東京メトロ有楽町線・南北線・東西線・都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅より徒歩5分
- 開門時間:6:00~21:00
東京大神宮の御朱印はこちら
ピンク色の番号札を渡され、数分で書き入れていただきました。
参拝記念にシールもいただきましたよ♪
御朱印の受付時間は9:00~17:00です。(500円)
②靖国神社
東京大神宮から徒歩12分くらいで靖国神社の第二鳥居に到着です。
靖国神社は幕末以降の内戦をはじめ、他国との戦争に際し、国のために尽力し、命を捧げた246万6千余柱の方々の神霊が祀られています。
”平和な国家を建設する”との願いが込められた靖国神社。
初めて参拝しましたが、何とも言えない厳格な雰囲気があり、日々、感謝の気持ちを忘れずに過ごそうと強く感じました。
近くには千鳥ヶ淵もあり、春先になると桜の名所としても知られています。
ちなみに、神社の敷地面積も東京都内第2位という広さなんですよ。参道の距離はありますが、清々しい気持ちで参拝できると思います。
靖国神社
- 主祭神:護国の英霊246万6千余柱
- 社格:旧別格官幣社 勅祭社
- 創建:1869年(明治2年)
- ご利益:家内安全・国家安泰など
- 所在地:東京都千代田区九段北3-1-1
- 地図
- アクセス方法:最寄り駅は3つあります
- JR線・東京メトロ有楽町線・南北線・東西線「飯田橋」駅から徒歩約10分
- 東京メトロ有楽町線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅から徒歩約5分
- JR線・東京メトロ有楽町線・南北線・都営新宿線「市ヶ谷」駅から約10分
- 開門時間:6:00~18:00(ただし1・2・11・12月は17:00)
靖国神社の御朱印はこちらです
本殿を正面に見て右手の参集殿というところで御朱印をいただけます。(500円)
第一鳥居を後にし、次に目指すは日枝神社!
③日枝神社
「溜池山王」駅から徒歩約4分くらいで日枝神社(ひえじんじゃ)に到着!
”えっ、こんな大都会の中に格式高い神社があるの?”という感じです。
見上げる感じで上に上がりますが、階段だけでなくエスカレーターもありますので、楽に境内まで上がることができます。
皇居の守り神「皇城之鎮」(こうじょうのしずめ)として、現在も日本の中心地に鎮座しています。
そして、神社の境内にはたいてい狛犬がいると思いますが、日枝神社は狛犬ではなく「猿」が置かれているのです。
「神猿」(まさる)と呼ばれ、本殿の両脇には夫婦の神猿像が!
「神猿」(まさる)の読み方転じて「魔が去る」「勝る」として魔除けや勝負運の上昇、さらには「猿」(えん)の読み方から「縁」にもゆかりがあるとのことで縁結びなどのご利益があると言われていますよ。
私が参拝した時には日がよかったのか、七五三詣での方がたくさんいました。
ちょうど結婚式も行われていたようで、白無垢の花嫁姿を拝見し、私までほっこり幸せな気分を味わってしまいました♪
日枝神社
- 主祭神:大山咋神
- 社格:官幣大社 別表神社
- 創建:1478年?
- ご利益:縁結び・商売繁盛・仕事運や出世運の上昇など
- 所在地:東京都千代田区永田町2-10-5
- 地図
- アクセス方法:最寄り駅は4つあります
- 東京メトロ千代田線「赤坂」駅から徒歩約3分
- 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅から徒歩約3分
- 東京メトロ千代田線「国会議事堂前」駅から徒歩約5分
- 東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅から徒歩約8分
- 開門時間:6:00~17:00
日枝神社の御朱印はこちらです
参拝記念にクリスマスバージョンのしおりと小さな木札をいただきました。
御朱印を拝受できる時間は8:00~16:00となっています。(500円)
次に目指すは明治神宮!
④明治神宮
千代田線「国会議事堂前」駅より約7分で「明治神宮前」駅に到着です。
明治神宮は東京都渋谷区にあり、明治天皇と昭憲皇太后が祀られている神社です。
敷地面積は70万㎡で、東京ドーム15個分、総面積は日本一!さらには初詣人出ランキング全国NO1と言われています。
境内は豊かな緑に囲まれ、自然をたっぷり感じることができ、都心とは思えない空気感。
自然を愛された明治天皇のために、創建時には全国から約10万本の木が植樹されたとのことです。
境内を散策しているだけで、心が落ち着くような不思議な感じがします。
明治神宮
- 主祭神:明治天皇・昭憲皇太后
- 社格:官幣大社 勅祭社
- 創建:1920年(大正9年)
- ご利益:家内安全・恋愛成就・合格祈願・厄払いなど
- 所在地:東京都渋谷区代々木神園町1-1
- 地図
- アクセス方法:最寄り駅は5つあります!
- JR山手線「原宿」駅から徒歩約1分で南参道
- 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅から徒歩約1分で南参道
- JR山手・総武線・都営大江戸線「代々木」駅から徒歩約5分で北参道
- 東京メトロ副都心線「北参道橋」駅から約5分で北参道
- 小田急線「参宮橋」駅から徒歩約3分で西参道
- 開門時間:月によって異なる。だいたい5~6時頃に開門し16~18時頃に閉門。詳細は公式ホームページで。
神社を参拝すると気になるのはおみくじではないでしょうか。
明治神宮ではおみくじのことを「大御心(おおみごころ)」といい、吉凶を占うものではなく、明治天皇が作られた詩文や詠まれた和歌が書かれています。
解説文も書かれていますので、ぜひ自分への教訓として心に留めておきたいですよね。
外国の方も多く、大御心は日本語のみならず英語表記もありました。
裏面に意味が書いてあり、私がひいた大御心には”毎日の努力が大切であり、自己を磨くことで正しい道を歩むことができる”とのお言葉がありました。
心に刻みたいと思います!
明治神宮の御朱印はこちらです
土曜日の昼過ぎだったせいか、御朱印所は行列でした。
番号札はなく並んで待つスタイル。目の前で書き入れしてくださり、4名の方が対応していました。(500円)
次は最後の大國魂神社へ!
本来は一日で参拝する予定でしたが、諸事情により私は大國魂神社へは翌日参拝となりました。
ちなみに、明治神宮の参拝を終えて、13時30分でしたので、昼食をとっても、午後から大國魂神社への移動は可能です。
⑤大國魂神社
京王線「府中」駅から徒歩5分で大國魂神社へ到着。
武蔵国の守護神として崇敬されている大國魂神社は1900年の歴史をもつ、大変格式の高い神社です。
主祭神の大國魂大神だけでなく、武蔵国六社の神様も祀っており、強力なパワースポットといっても過言ではありません。
こちらでも七五三詣での方が多くいらっしゃいましたよ。
参道にも屋台が2店出店していました。
大國魂神社
- 主祭神:大國魂大神
- 社格:武蔵国総社・旧官幣小社・別表神社
- 創建:111年
- ご利益:厄除け・家内安全・良縁祈願・商売繁盛など
- 所在地:東京都府中市宮町3-1
- 地図
- アクセス方法:京王線「府中」駅より徒歩約5分・JR線「府中本町」駅より徒歩約5分
- 開門時間:6:00~17:00(ただし9月15日~3月31日は6:30~)
また、大國玉神社では「人形流し」(ひとがたながし)というのがありました。
人形流しとは?
紙の人形に名前を書き、心身の厄や穢れを人形に移し、川(水)に流すことで、取り除こうという儀式なのです。
大國魂神社では水神社からつながっている川があり、そちらに流すようになります。
初穂料は100円ですので、気になる方はぜひ!
大國魂神社の御朱印はこちらです
本殿を正面に左手に御朱印所があります。
受付時間は9:00~17:00です。(500円)
東京五社めぐりのまとめ
東京五社めぐりについて実際に回ってみた情報をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
結果的に私は事情があり、二日で回りましたが、一日でも十分に参拝することができると確信しました。
そのためにも回る順番に気をつければ十分に可能です。
大國魂神社だけ少し離れた場所に位置していますので、最初か最後に回るのがベストだと思います。
ただそれぞれの神社の格式が高いので、ゆっくりと資料館なども含め、一つずつ満喫したいようならば一日で全て参拝するのは難しいと思いますので、ご自身で調整してくださいね。
パワースポットを巡ってたっぷりエネルギーをチャージしましょう♪